スレッズを始めてみたのはいいけど、やたらおすすめに愚痴ばかり流れてきませんか?
そして、その愚痴に対するコメントにも辛らつなものが多くて。
どうしてスレッズが愚痴ばかりになっていて、気持ち悪いことになっているのか?
愚痴を避けて居心地の良い場所にするやり方はあるのか?
そのあたりを調べてみたので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
スレッズが愚痴ばかりで気持ち悪いのはなぜ?
スレッズは「おすすめ」と「フォロー」の二つの投稿ラインから見ることができます。
自分の選んだフォローしてる人の投稿の方は平和なんですが、おすすめに流れてくる投稿は選べません。
そこで、おすすめに愚痴っぽいポストが多いのはなぜなのか探ってみました。
自分がついつい愚痴ポストを見てしまうせい?
おすすめに流れる投稿が選べないとはいえ、過去の閲覧傾向から好みの投稿を流してくれているという説があります。
いわゆるアルゴリズムというヤツですよね。
つまり、自分がついつい愚痴ばかり見てしまうせい?笑
と思ってたのですが、閲覧頻度の低い人でも愚痴投稿が流れてくるのは変わらないようです。
つまりそれだけ愚痴投稿が多いってことなんでしょうね。
スレッズはインスタの闇の部分?
スレッズはX(旧Twitter)に対抗するようにして、インスタから派生したSNSです。
インスタといえば、キラキラしたポジティブな投稿が多いイメージですよね。
最初の頃はスレッズもどうやらキラキラしていたらしいんですが、いつの間にかネガティブモードのポストが多くなっていったようです。
インスタがポジティブでキラキラしている「光」だとすると、スレッズはモヤモヤとしたネガティブな「闇」と言えそうです、今のところ。
インスタとスレッズの違いをざっくりとまとめてみました。
インスタで投稿する意味
・目に見える物質や賞賛の言葉で幸せを確認したい
・ポジティブな自分(情報)を発信していく場所
・世界にステキな自分を見て欲しい
スレッズでポストする意味
・意見というより、愚痴など自分のお気持ち表明をしたい・世界に発信されているという認識があまりない
スレッズに集まるコメントの特徴
スレッズに集まるコメントの特徴として、「常識として間違っている」と思われてしまうと攻撃的になることがあげられます。
もちろん愚痴に対して共感するコメントもあるのですが、自分は正しいという意見をぶつけてる人が良くも悪くも目立ちます。
「人の不幸は密の味」という言葉があります。
自分は幸せである、と前向きに思えることで、人は日々を生きていけます。
でも何もかもうまくいく人ばかりではありません。
そんな時に、明らかに「自分よりも常識がない」と思える人を見つけて攻撃することで、溜飲を下げることができます。
「自分は正しい」と認識できることは、本人にとって気持ちがいいからです。
スレッズには意外と中高年が多い?
統計などで見ると、スレッズを利用している世代は20~30代が中心であるようです。
ただし、肌感としては50代以上がけっこういるイメージですよね。
というか、50代以上の声が大きいと言うべきかもしれません。
なぜそう思うかというと「説教してる人が多い」「他人の問題に首を突っ込みがち」「語りだすと長い」というような傾向を感じるからです。
まあ、私自身が中高年ですからなんとなくわかるんですよね。
そもそも私自身の年齢に合わせて、おすすめに流れてるのかもしれませんし笑
特に主婦層の夫の愚痴などに説教してるコメントには、50代以上の男性が多い感じがします。
男性というのは基本、愚痴に共感するのが苦手です。
とにかくすぐに解決したい!という考えから直接的な説教になってしまうのでしょう。
ある意味、悪気はないとは言えるんですけどね。
日本人は日頃言えないことが多過ぎる
「日本人」などと主語を大きくはしたくないのですが、一般論として。
日本人は周囲との軋轢を避けるために、言いたいことも言えない人が多いですよね。
その結果、ブラック企業で働きすぎたり、いじめに合っても周囲に言えなかったりして心を壊す人が多いです。
前述の中高年の声が大きいという話にも繋がりますが、ある程度の年齢になると将来も見えてくるし、憂さを晴らす場所を求めている人がスレッズに行きついたとうパターンもありそうです。
スレッズで愚痴を言ってる人を見ると、説教したくなる。
そして、説教すると自分が偉くなったみたいで心が晴れる、みたいな流れ想像できますよね。
また、愚痴を書いてしまう方の心理として。
たとえば、主婦の方でモラハラ夫に悩んでいても、旦那に直に言うことはできない。
直に言えても、前述のように男性は共感に乏しいですから、心が通じ合うことは難しかったりします。
スレッズに愚痴として書くことで心を保てている方もいるでしょう。
愚痴と攻撃的なコメントで荒れがちなスレッドですが、心を病んだ人たちの救済の場になってる面もあるのかもしれません。
どちらにしても、インスタのキラキラに馴染めないタイプの人たちが、お気持ちを表明しながら心の安定を図っている場、という見方ができます。
スレッズを居心地の良い場所にするには?
最後に、荒れがちなスレッズを居心地の良い場所にするためにできることも考えてみました。
とはいえ、次の2点しかないのですが。
フォローしてる投稿だけ見る
変な愚痴ポストを見たくなければ、スレッズのフォローしてる投稿だけ見るようにするしかありません。
おすすめの方のラインは、どうしたってバズってるものが流れてきます。
バズってるものといえば、過激なコメントの付いた愚痴投稿の場合が多いです。
愚痴投稿は薄目でスルーするか時間を決めて見る
これはX(旧Twitter)などでもそうですが、やはりSNSにおいては「スルー技術」を鍛えるしかありません。
「愚痴だ!」と思ったらなるべくスルーしましょう。
また、スレッズのおすすめをチェックする時には「5分」などの時間制限することも有効です。
私はこれで乗り切ってます笑
赤の他人の投稿とはいえ、いろいろな事情を読んでしまうと続きが気になって仕方なくなるものです。
そんなものを読んでいると時間がいくらあっても足りません。
ここは5分とか10分とか、冷徹に時間を決めて乗り切りましょう。
もちろん「今日は思いっきりおすすめを見るぞ!」という日もあってもいいかもしれませんが笑
スレッズが愚痴ばかりな理由と解決策!まとめ
最近、スレッズで愚痴投稿が目立つ原因と対策についてお話しました。
スレッズでは「フォロー」と「おすすめ」の投稿ラインがあり、後者は閲覧傾向やバズ投稿に基づくため、ネガティブな内容が多く流れる傾向があり、何とかしたいと思ってる方が多かったりします。
X対抗のSNSとして登場したスレッズは、ポジティブなインスタと対照的に「ネガティブの場」になってしまいがち。
というのも、日本人ユーザーは、言いたいことが言えずストレスを抱えがちな傾向があり、スレッズでの愚痴が心のはけ口になっていたりします。
荒れがちなスレッズを居心地の良い場所にするためには、フォローした投稿のみに注目するか、愚痴投稿を意識的にスルーするか、閲覧時間を制限したりなどの対応が求められます。