ホテルのチェックインてたいてい3時(15時)ですよね。
中には4時(16時)なんてホテルもあります。
皆さんの中でも素朴な疑問で「ホテルのチェックインはなぜ3時(15時)なのか?」と思ったことがある方もいらっしゃるかと思います。
普通に考えると、チェックアウトは10~11時くらいですから、もっと早く入れても良さそうなものですよね。
チェックインまでの間なにしているの?
実は、ホテルのチェックイン時間が午後3時なのは、怖い理由があるという噂もあるんですよね。
こちらの記事では、3時というホテルのチェックイン時間に、何か恐ろしい理由があるのか?
実際のところの理由は何なのかについて、ご紹介したいと思います。
ホテルのチェックインが3時(15時)なのが怖いと言われる理由
結論から言いますと「ホテルのチェックインが3時(15時)なのが怖い」というのは都市伝説のようなものです。
最初にチェックインが3時で怖い、という表記を見た時には、夜中の3時にチェックインさせる幽霊ホテルか何かのこと?」て思ってしまったくらいです笑
チェックインの3時は普通に考えて15時ってことなので、ホテルでは割と普通の時間です。
掲示板などのSNSから広まった?
実はこの噂は、某掲示板に立てられたスレッドが原因だと言われてたりします。
検索してみると、次のようなスレッドが見つかりました。
「【超戦慄】ホテルのチェックインが15時以降な理由、ガチでヤバい・・・・」
怖そうなスレタイです。
こちらを見てみると、チェックインが3時で怖いというのは、何か超常現象的に怖いという意味ではありません。
ホテルの清掃の裏側の話などが暴露されてるだけでした。
聞きようによっては、怖いというよりヤバイが近いかもしれません。
噂はひとり歩きする
スレッドの情報は2023年に投稿されたもので、比較的新しい内容ですが、関連する噂はそれ以前からSNSを通じて広がっていました。
このスレッドでは、以前ホテルで働いていた人々の証言や、見えない何かに関する話題が取り上げられています。
過去のSNSの中には「もしかしたら霊的な要因が絡んでいるのでは?」といった刺激的な推測が流れることもあったのかもしれません。
なぜ多くのホテルは午後3時からチェックインを開始するのか?
多くのホテルが午後3時頃をチェックインの開始時間として設定しているのは、前日の宿泊客が退去した後、部屋を徹底的に整えるために必要な時間を確保するためです。
観光客やビジネス客は、一般的に昼間はホテルを離れて活動することが多いため、この時間を利用して部屋の清掃が行われます。
計画的に清掃時間を確保することにより、ホテルは効率的に次の宿泊客を迎える準備を整えることができます。
チェックインまで、ホテルでは何が行われているのか?
通常、チェックアウト後から次のチェックインまでの間には、ホテルで部屋の徹底的な清掃が行われます。
部屋の清掃にはかなりの時間を要しますが、これはホテルが前の宿泊者の痕跡を一切残さないようにするためです。
具体的には、床の掃除、窓の拭き掃除、ゴミ箱の交換、アメニティの補充、水回りの清掃、リネンの交換など、家庭では数日に一度行うような作業を毎日行っています。
誰もがホテルの部屋に入った時に、前の宿泊者の髪の毛やホコリが残っていると感じるのは不快ですよね。
これを避けるために、ホテルは清掃に多くの時間を割いているのです。
午後3時前のチェックインを希望する場合の対応方法
もし午後3時前にホテルでのチェックインを希望する場合は、予約時にその旨を伝え、ホテルの対応を確認しましょう。
多くのホテルでは「アーリーチェックイン」というサービスを提供しており、通常のチェックイン時間よりも早く部屋を利用することが可能です。
このサービスを利用すると、ホテル側は宿泊予定の部屋を優先的に清掃し、早めに用意してくれます。
ただし、アーリーチェックインの可否や追加料金はホテルによって異なるため、事前に確認することが重要です。
荷物のみの預かりについて
もし予定のチェックイン時間より早く到着する場合は、事前にホテルへ連絡をしておくと良いでしょう。
ホテルの混雑状況や部屋の準備状況によっては、数十分とか早めに部屋を用意できる場合もあります。
また、部屋がまだ準備できていない場合でも、荷物だけを先に預かってもらえることが多いです。
アーリーチェックインのオプションが提供されていない場合もありますが、事前に確認し、ホテルのサービスを最大限利用することをお勧めします。
チェックイン時間は関係のないホテルの怖い話
チェックインとは関係ないけれど、海外などではホテルにまつわる怖い話はけっこうあります。
そういう話が「チェックイン3時は怖い」と結びついて大きくなっていった可能性がありますよね。
次にそういった、ホテルの怖くてヤバそうな話を集めてみました。
ホテルのトコジラミが怖い
最近のホテルに関する話題といえば「トコジラミ」の恐怖です。
トコジラミは、小さな吸血性の害虫で、人間や他の温血動物の血を吸うことで生活しています。
海外のホテルだけではなく、日本のホテルでもトコジラミの被害が増加傾向にあるとのこと。
私の回りで実際に被害に遭った人はいないのですが、海外に旅行に行く人たちは、かなり気を付けていますよね。
ホテルの口コミなどで、過去に被害があったのかチェックできると言われました。
過去といえど、そういうホテルは避けるのに越したことはありませんよね。
シーツが交換されていない?
海外の一部ホテルで、シーツが毎日交換されているかの調査がなされたことがあります。
その結果、スタッフの手抜きによりシーツが交換されていないケースも確認されています。
一般的に、ホテルの清掃基準では使用感がなくてもシーツは毎日新しくするのが普通です。
さらに、ホテルのアイテムの衛生状態を調べた研究では、ドライヤーに多くの細菌が存在することが判明したこともあります。
これは見た目に汚れが目立たないため、清掃がおろそかにされがちだったからでしょう。
これらの事実から、特に海外のホテルを利用する際は注意が必要だったりします。
もちろん多くのホテルでは問題なく清掃されていますが、注意するに越したことはありませんよね。
ホテルの鏡が危険?
ホテルの鏡にまつわる怖い話もあります。
ホテルでは、洗面所や玄関など複数の場所に鏡が設置されていますよね。
調査によると、過去には海外のホテルで鏡がマジックミラーにすり替えられ、盗撮が行われた事例がありました。
このため、「ホテルの鏡には特に注意すべき」という話が広まっています。
後ほど具体的な対策方法を説明するので、海外ホテルを利用する際は是非参考にしてください。
なぜホテルに多くの鏡があるのか?
ホテルでは、鏡を効果的に活用していくつかの視覚的効果を狙っています。
鏡は部屋に奥行きを与えて空間を広く見せたり、光を反射して部屋を明るく見せる役割も担います。
また、宿泊者が身だしなみを整える際の利便性も向上させています。
このように、鏡は限られたスペースを快適に使うための工夫の一環として多用されています。
ホテルの鏡が不安な時の対策方法
ホテルの鏡が一方通行のマジックミラーかもしれないと不安を感じることがあるかもしれません。
ホテルは私的な空間としての安全が求められます。
鏡を使っていない時にカバーするのは、プライバシーを守る簡単で確実な方法です。
例えば、タオルや衣服、浴衣を使って鏡を隠したりすることができますよね。
これらの対策を試して、自分のプライバシーを守りましょう。
チェックインが3時の理由が怖い?まとめ
ホテルのチェックイン時間が午後3時に設定されている背景には、怖い理由があるとの噂がありますが、実際には部屋の徹底的な清掃と準備に必要な時間を確保するためです。
表面的にはただの掃除時間とされていますが、一般人には「よくわからない空白な時間」と捉えられたのでしょう。
この時間が「怖い」とされる理由は、元従業員の体験談や超常現象の話がネット上で誇張され、一種の都市伝説と化しているからです。
実際には、この時間帯は単に清掃スタッフが、次の客を迎えるための準備を行っているだけで、何か隠された恐ろしい理由があるわけではありません。