自宅でできる!ナイロンバッグの臭い取りを簡単にする方法とは?

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ご自宅で手軽にできる、ナイロンバッグの気になる臭いを消す方法をご紹介いたします。

ナイロン素材のバッグは、その軽さと耐久性でショッピングバッグとして大変便利ですが、特有の臭いが移ってしまうことがあります。

大切なバッグだからこそ、しっかりとした臭い対策が必要です。

ここでは、洗濯を必要としない消臭方法を含め、ご家庭で簡単に行える対策をお教えします。

ナイロンバッグの臭い取りは自宅でできる!

ナイロンバッグは日常生活でとても便利ですが、使い続けると時々気になる臭いが発生します。

新品のバッグでは特にその傾向があります。

そうした時に役立つ、自宅で簡単にできる消臭方法をご紹介します。

重曹を活用した消臭方法

・適切なサイズのプラスチックバッグを用意し、ナイロンバッグを中に入れます。
・十分な量の重曹をバッグの中に入れます。
・その状態で数日から一週間程度放置します。
・経過後、バッグから重曹を取り除きます。

時間を置くことが難しい場合、水洗いが可能なバッグなら、重曹と食器用洗剤を混ぜた溶液に数時間つけておく方法もあります。

その後しっかりと洗い流し、乾燥させれば、臭いは大幅に軽減されるでしょう。

重曹は環境に優しいだけでなく、消臭にも効果的です。

新聞紙を使った消臭法

・新聞紙を5~6枚用意します。
・バッグの中に丸めた新聞紙を入れます。
・バッグを外側からも新聞紙でくるみます。
・新聞紙で包んだバッグが丸ごと入るビニール袋の中に入れます。
・その状態で数日間から一週間程度放置します。
・経過後、バッグを新聞紙から取り出します。

新聞のインクにはカーボンが含まれています。

カーボンは炭の一種で、炭には臭いの成分を吸着して取り除く消臭効果があります。

例えば、消臭アイテムとしてよく使われる活性炭は、消臭効果を高めるために細かい穴が多く開けられた炭です。

新聞はインクが全面に使用されているため、カーボンを多く含んでおり、その結果として消臭効果が高くなります。

ぬいぐるみなどに沁みついた嫌な匂いも、新聞紙でくるんで放置することでかなり取れます。

かび臭いような古本などのページに新聞紙を挟むことによって、古本の古臭い匂いもけっこう取ることができますよ。

活性炭を活用した脱臭方法

帰宅後にバッグの中身を取り出し、活性炭を入れておくと効果的です。

重曹と比較してもやや穏やかな効果ですが、しっかりと臭いを吸収してくれます。

消臭専用に販売されている活性炭を選び、通常の炭や特にバーベキュー用の炭は避けてください。

これはバッグを汚す恐れがあるためです。

次回使用するまで、活性炭を入れたままにしておくことをおすすめします。

日光と風を利用した臭い予防

バッグを天日干しした後、風通しの良い場所でさらに干す方法も効果的です。

この方法は臭い予防に特化しており、すでに付着している臭いへの直接的な対策としては限定的な効果かもしれません。

しかし、定期的に行うことでバッグの臭いを防ぎ、その寿命を延ばすことが可能です。

ただし、ナイロンが変形するリスクがあるため、長時間の直射日光は避けるようにしましょう。

洗濯不要でナイロンバッグの臭い対策

ナイロンバッグはその軽量さと耐久性で非常に便利ですが、洗濯すると形が崩れることがあります。

洗濯が困難なナイロンバッグでも、効果的な臭い対策は可能です。

その一つが「サシェ」の利用です。

サシェは消臭用の小袋で、市販のものを使うことも、自宅で簡単に作ることもできます。

・重曹を不織布に入れ、こぼれないようにしっかりと縛る
・お好みのデザインの小袋に入れる

これらの手順で、手作りサシェが完成します。

このサシェをバッグに入れておくだけで、臭いが軽減されるでしょう。

特に軽度の臭いに対しては、使用前からサシェを入れておくとより効果的です。

臭いが消えた後は、お好みの香りのサシェに替えて、さらに楽しむことができます。

ナイロンバッグの特性と臭いの原因

ナイロンは石油を原料とした合成繊維で製造されており、新品のナイロン製品が独特の臭いを持つ主な理由の一つとされています。

製造過程で臭いを減少させる工夫がされてはいますが、それでも臭いが残ることがあります。

ナイロンの細かな繊維構造は、防水性や速乾性に優れている一方で、臭いが付着しやすく、また消えにくいというデメリットもあります。

ナイロンバッグの臭い発生の主な原因

日常的に使用するナイロンバッグは、生活の中での油分や皮脂といった汚れが臭いの主な原因となります。

これらは酸性の性質を持っているため、バッグに付着すると臭いが発生しやすくなります。

特に食品を運ぶ際に多く使用されるため、油や皮脂の汚れが気づかないうちに蓄積されてしまうことがあります。

これらの汚れが臭いの源となり、時間とともに強くなることがあります。

完全に臭いを防ぐのは難しいですが、酸性の臭いはアルカリ性の物質で中和することが効果的です。

そのため、弱アルカリ性を持つ重曹の使用は簡単かつ効果的な対策として推奨されます。

ナイロンバッグの臭い対策・まとめ

ナイロンバッグの臭いを除去するためには、重曹の使用が特に効果的です。

多くの臭いが酸性の特性を持つため、アルカリ性の重曹で中和することにより、臭いを効率よく軽減できます。

他にも、以下の方法が有効です。

・脱臭効果のある活性炭をバッグに入れる
・バッグを日光にさらし、風通しの良い場所で乾燥させる

これらの対策は、特に日光による乾燥が臭いの予防に役立ちます。

また、ナイロンバッグが洗濯しにくい場合は、日常的にサシェを使用することで、臭いを抑えると同時にお好みの香りを加えることが可能です。

これらの方法を活用して、お気に入りのナイロンバッグを長持ちさせましょう。

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