「誤字ラ」または「誤字ラー」とは何?Xの自己紹介にある謎の言葉

豆知識

最近X(旧Twitter)のポストやニックネームなどで見かける単語に「誤字ラ」または「誤字ラー」という謎の言葉があります。

「誤字ら」または「誤字ら~」などと、ラが平仮名表記のものもあります。

語感がまさに「ゴジラ」ぽいのでゴジラに関することなのか?

それとも字面からすると、何か誤字に関する言葉なのか?と想像はしながらも気になってる方も多いですよね。

こちらの記事では「誤字ラ」または「誤字ラー」の意味についてご紹介しています。

そして、「誤字ラ」の語源の誤字や、打ち間違いを減らすための対策についても言及していますので、合わせてチェックしてみてくださいね。

「誤字ラ」または「誤字ラー」とは?

誤字をしがちというと身もふたもないですけど。

LINEやX(旧Twitter)など、入力の素早さを求められるSNSでは慌てるあまりに誤字をしがちです。

誤字をしたからといって、打ってしまったものを打ち直すのも面倒くさいですよね。

そして、その誤字が思わぬおもしろい方向に働くことも多く、誤字ってしまったことを自虐ネタとして楽しんでしまうのもよく見る光景です。

LINEでのやり取りでも、たまに「なにそれ?」と爆笑するような誤字があったりしますよね。

そして、誤字をしがちな人というのもいます。

その誤字をしがちな人のことを「誤字ラー」と呼んだり、短く簡潔に「誤字ラ」と言うようになったという展開です。

また人を差すだけではなく、誤字ってしまうことじたいも「誤字ラ」と言ったりもします。

「この文章は誤字ラがひどい!」みたいな使い方ですね。

 

たぶん「誤字ラー」が短く「誤字ラ」になったのは「ゴジラ」に掛けておもしろくしたとう流れもあるのではないでしょうか。

誤字もゴジラも存在じたいが歓迎すべきものではないですよね。

そういう招かれざる客的な意味で「誤字」と「ゴジラ」を関連付けた遊び言葉の一種といえそうです。

 

または、そもそも「ゴジラ」と打とうとして「誤字ラ」になってしまったという先駆者がいる可能性もありますよね。

X(旧Twitter)における、その辺の発生までは辿れませんでしたが、「誤字ラ」という言葉は、ポスト内で使われることもありますが、ニックネームに入れこんで使ってる人も多いです。

つまり誤字をすることを自虐ネタとして使ってる形になりますよね。

元々の漢字は「誤字等」から派生した言葉?

たとえば文書の終わりに「誤字等(ごじなど)ございましたら申し訳ありません」などと言う使い方をする「誤字等」という言葉。

この「等」という漢字は「ら」とも読めますよね。

そこから「誤字等」を「ゴジラ」と読ませる言葉遊びのようなものから広がったという考えもできます。

実際に次のような本がありました。

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その名もずばり「誤字等(ゴジラ)の本」というタイトルです。

こちらの本はグラフィックデザイナーの馬場雄二さんという方が書かれた本で、初版は1993年というけっこう昔ですね。

今は電子書籍で手に入ります。

内容としては、誤字脱字の本ではなく、二字熟語のおもしろい間違い探しのような内容になっています。

誤字に見えないような作りの漢字を使った二字熟語がたくさん載っていて、デザイン的なおもしろさを楽しむ本なんですね。

タイトルがゴジラにかけて「誤字等(ゴジラ)の本」と読ませています。

こういう言葉遊びのようなネーミングが始まりだったのかもしれません。

誤字してしまうことを「誤字る」ともいう

また、誤字という言葉じたいが最近は動詞としても活用されてます。

誤字らない、誤字る、という使い方をします。

誤字脱字問題は、PCなどのタイピングの時代にはタイプミスとされて、やってはいけない失敗とされていました。

仕事上では今もそうでしょうけど。

しかしプライベートのSNSなど、スマホのフリック入力とスピードが命の最近においては、少々の誤字脱字は大した問題ではありません。

むしろネタとして笑いの取れる事柄になってしまってます。

そいうことから誤字脱字という失敗を「誤字る」という動詞にして、可愛く言ってしまうようになったという流れも想像できますよね。

文字の打ち間違いを防ぐための効果的な対策

誤字を楽しんでる人達には余計なお世話かもしれませんが笑

プライベートではともかく、仕事などの面ではなるべく文字の打ち間違いは避けたいものではあります。

LINEなどでも、深刻な話をする展開もあるでしょう。

また昨今は、SNSなどでちょっとしたことで炎上しがちです。

正確に書いたことならともかく、打ち間違えなどが要因となって炎上しちゃったらバカらしいですよね。

そこで次に、文字の打ち間違いである誤字を防ぐための効果的な対策をご紹介します。

長文ではなく短文にする

長い文章を書いていると、繋がりがおかしくなって意味が変わってくる時ってありませんか?

無理に長く文章を続けると、誤字脱字にも気づきにくいです。

短い文章にする方がわかりやすくて簡単ですし、結果的に相手にも伝わりやすくなります。

特にX(旧Twitter)では文字数が限られていますし、LINEにしてもトークの吹き出しに入れる文字数が多過ぎると何が言いたいのかわかりづらくなります。

LINEなどで長文になりそうな場合は小分けにして送信すると間違いにも気づきやすいです。

LINEにしろX(旧Twitter)のポストにしろ、長くなりそうなら文末に「続く」などと入れれば 相手は待ってくれます。

下書きをする

スマホだったら、アプリのメモやメールソフトなどであらかじめ下書きをするのもおすすめです。

特に、何かイベントのレポだったら一度に思い出すのは大変ですよね。

あらかじめ下書きしながら思い出して、時系列にするとか推敲する必要があるかもしれません。

また、何か相手を説得したい場合なども、どう書いたら伝わりやすいのか考えながらまとめる作業が大事になってきます。

そういう話が長くなりそうな場面では、あらかじめ下書きすることをおすすめします。

音読をしてみる

下書きを眺めてチェックするだけではなく、更に音読するのも誤字脱字を防ぐ助けになります。

書いた際に「間違いなどないだろう」と思い込みがちですが、けっこう表面的にしかチェックができてなかったりします。

黙読だけでの確認は、誤字脱字を見逃しがちなんですよね。

音読によって、細かな言い間違いやニュアンスも捉えられますし、その効果は思っている以上に高いです。

Googleドキュメントを使う

下書きをしていても「あれ、この漢字で大丈夫だったかな?」と心配になる時があります。

自分自身、間違えた字で覚えていたら、いくらチェックしても無駄になります。

そんな時には下書きに「Googleドキュメント」を使うと、誤字脱字などを指摘してくれるので便利です。

このツールは、文中に誤字や脱字があると、波線や赤線で指摘してくれます。

正しい表現も教えてくれたりします。

全てのミスを見つけ出すわけではないものの、多くの誤りは事前に防ぐことができるので、誤字脱字のチェックにかかる時間を短くすることができますよ。

時間を空けてチェックする

誤字脱字や文法間違いはチェックできたものの、内容的に大丈夫かな?と心配になることもありますよね。

そんな時にはすぐに投稿せずに、時間を空けて再チェックしてみてください。

時間を置くことで客観的になり、内容について吟味することができます。

この言い方はキツ過ぎないか?とか、こう言った方がわかりやすいかも?などと、より正確な判断ができるようになります。

可能であれば、一晩考えてみるとか、最低でも3~4時間は間を置いてからチェックしてみてはどうでしょう。

「誤字ラ」または「誤字ラー」とは何?まとめ

X(旧Twitter)などでよく見る謎の言葉「誤字ラ」または「誤字ラー」について紹介しました。

誤字をしてしまうことや、誤字をしがちな人を「誤字ラ」と言ったりするということですね。

まさにスマホの入力によるSNS時代を象徴するような言葉でした。

また、最初は間違った使い方であっても、使われるうちに本物になっていくとも言えます。

SNSからはいろいろな言葉が生まれるきっかけになっておもしろいですね。

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