・履歴書に趣味を記載する際、どのように表現すれば良いか迷われることも多いですね。
たとえば「食べること」が好きなんだけど、趣味っていうには子どもっぽすぎる?
どうにか、趣味が「食べること」なのをカッコよく印象的にしたい。
実は趣味の周辺を深堀りして、表現を工夫することで、より良いイメージの表現にすることが可能です。
この記事では、ビジネスシーンで「食べることが趣味」という趣向を洗練された方法で表現するコツや、カジュアルな日常会話での適切な言い回しをご紹介します。
履歴書やエントリーシートへの記入の際のポイントにも触れています。
食べることが趣味という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ビジネスシーンで使える「食べること」周辺の掘り下げ方
ただ単に「食べること」と言っても曖昧すぎますよね。
どういうシチュエーションでの「食べること」に興味があるのか掘り下げて考えてみましょう。
たとえばビジネスシーンにふさわしい、「食べることが趣味」の表現の仕方は次のような感じです。
食べ歩きが趣味
いろいろな場所を訪れて、その地ならではのおいしいものを食べ歩くことが好き。
そこで巡り逢ったおいしいものをSNSなどで発信したり、友達に良さを紹介することに喜びを見出している。
また、どこかひとつの街をテーマに追求するのもおすすめです。
○○市で食べ歩きするならこの店!みたいなテーマで掘り下げてみましょう。
カフェ巡りが趣味
ただ、食べるだけでなく、カフェのインテリアや雰囲気など、食べる場所にもこだわりを持っている。
また、カフェ独自のメニューを試すことも喜びだったりしますよね。
カフェの中でもテーマを決めて巡るようにすると、研究しがいがあります。
たとえば、「昭和レトロな喫茶店」とか「モーニングのお得なカフェ」などなど。
スイーツが好き
食べることの中で「特に好きなもの」があれば、それに特化して掘り下げましょう。
スイーツ好きな方は多いですよね。
好きなお店やパティシエなど、自分だけが知っているこだわりを追求してみましょう。
また、「パンケーキ」とか「タピオカ」とか何かひとつの世界に絞るのもおすすめです。
旅先で食を楽しむ事が趣味
様々な場所での観光と共に、おいしい食事を積極的に楽しむことが大好き。
土地土地にお気に入りの店があったり、特産品など、自慢のお土産などの情報を持っている。
料理を作って食べることが好き
ただ、食べるだけではなく、自分で料理を作って食べたり、人にご馳走することが好き。
料理に対する深い興味や詳細な知識持っていることをアピールできます。
また、料理することの何かに特化した方が良いですね。
「時短料理」とか「野菜をたくさん食べれる料理」とか、何かテーマを決めた方が追及しやすいです。
アウトドアで食べることが好き
キャンプ飯など、アウトドアでの食事作りも流行っていますよね。
食のおいしさはもちろんですけど、使っている道具などにもこだわりがあったりします。
また、その工夫などを通して「生きる力」が身に付くというプラス面もアピールできますよね。
などなど、上記のように「食べること」の中でも、どんなものが特に好きなのか。
さらに「食べること」と「シチュエーション」を結び付けて考えてみて下さい。
そのシチュエーションで自分がどう楽しんでいるのか、また何を学んで、どう成長してきたのか説明できると良いですね。
これらの表現を使うことで、趣味としての「食べること」をビジネスシーンで適切に取り入れることができます。
履歴書やエントリーシートに「食事の楽しみ」を趣味として掲載するコツ
履歴書やエントリーシートに「食事の楽しみ」を趣味として記載することは全く問題ありません。
この記述は食に対する熱意や関心を示すものであり、通常、採用担当者に悪い印象を与えることはないでしょう。
趣味は個人的な喜びを表すものであり、職業とは異なりますので、仕事とは無関係に適切に記入できます。
趣味を具体的に表現する
自分がなぜその趣味を楽しむのか、どのような食品に興味があるのかを具体的に述べることで、より良い印象を与えることが可能です。
「食べること」と一般的に書くのではなく、具体的な活動に言及することをお勧めします。
前述したように、「食べること」と「シチュエーション」を結び付けて考えてみて下さい。
例えば、次のような具体的な内容だと相手に伝わりやすいですよね。
・地元の名物を巡る
・ラーメンの名店探訪
・地域のパン屋巡り
・スイーツの試食
・世界各国のスナックを試す
そこからさらに会話が広がることが想像できます。
趣味を選んだ理由を明記
履歴書に趣味を記載する目的は、あなたの性格や個性を伝えるためです。
「食べることを趣味とする理由」を述べることも重要です。
面接の際に趣味に関する話題が出たとき、具体的なエピソードや感想を交えることで、印象を深めることが可能です。
数値や好みの食品を示す
具体的な数値や好みの食品を例に挙げることで、採用担当者に具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。
例えば、「多くのラーメン店を訪れた経験があります」という表現よりも、「これまでに100軒以上のラーメン店に行きました」と具体的な数字を用いた表現の方がより強い印象を与えます。
スタバが好き過ぎて、「東京都内のスタバ200店舗回りました」などなど。
その中で、おすすめの店舗とその理由などについて語れたりするのもおもしろいですよね。
趣味をSNSで発信する
趣味としている「食べること」を発信していきましょう。
インスタなど自分の趣味に合った媒体を使って、人の役に立つような発信をしておいて損はありません。
企業は、発信力のある人材は大歓迎してくれます。
たとえば、カフェ巡りが趣味なら、インスタなどで訪れたカフェの記録を発信します。
「食べること」以外に履歴書に記載できる趣味
履歴書やエントリーシートには、「食べること」以外にも記載する価値のある趣味が数多くあります。
他の趣味を持っている場合、以下のような趣味も考慮に入れると良いでしょう。
・旅行
・スポーツ観戦
・映画鑑賞
・写真撮影
・ドラマ観賞
などなど、多岐にわたる趣味を挙げることができます。
また、複数の趣味がある人は、応募する企業に応じて適切な趣味を選び、履歴書に記入することができます。
たとえば、食品関連の企業に応募する場合は、「食べること」を趣味として挙げることで、企業との相性をアピールすることが有効です。
通常、履歴書の趣味欄には限られたスペースしかありませんので、最も適した趣味を選んで記述することが望ましいです。
もし複数の趣味を記載する場合は、それぞれが応募者の性格や特性を正確に反映しているかどうかを慎重に考えることが重要です。
趣味「食べること」言い換えてみた!まとめ
「食べること」をテーマに、ビジネスシーンから日常会話に至るまで、様々な状況での使い分けができる表現方法を検討しました。
場に応じた表現を選ぶことで、コミュニケーションをよりスムーズに進めることが可能です。
履歴書やエントリーシートに「食べること」を記入する際は、詳細な表現に留意することが重要です。
具体的な好みの食べ物、その理由、または具体的な数値を記載すると効果的です。
この記事が、皆さんのコミュニケーションスキルの向上に役立つことを願っています。