唐辛子でカメムシを退治!洗濯物を守る効果的な対策をご紹介

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洗濯物にカメムシがくっついてるのを見ると、叫びそうになりますよね。

こちらの記事では、カメムシを避けるための対策についてご紹介しています。

意外かもしれませんが、カメムシには唐辛子が効果的です。

唐辛子を使うことで、洗濯物をカメムシから守ることが可能です。

そして、唐辛子を活用した防虫対策とともに、カメムシが洗濯物に付着する理由とその対処法についてもご説明しています。

また、後半では、洗濯物に付いたカメムシを取り除く方法やその臭いを消す方法についても言及していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 唐辛子を使ったカメムシ対策が効果的!

洗濯物からカメムシを遠ざける最も確実な方法の一つは、部屋干しです。

部屋干しをすれば、カメムシが室内に侵入しない限り、洗濯物につく心配はほぼありません。

しかし、晴れた日にはやはり外に洗濯物を干したいものです。

そんな時におすすめなのが唐辛子の利用です。

唐辛子に含まれるカプサイシンは、その強烈な刺激がカメムシを寄せ付けない効果を持っています。

市販されている忌避剤にも、しばしば唐辛子エキスが使われています。

唐辛子を使ったカメムシ対策方法としては、主に以下の2つがあります:

・唐辛子をネットに入れて吊るす方法
・唐辛子スプレーを作って使用する方法

これから、それぞれの方法について詳しく解説していきます。

唐辛子を使用した吊り下げ防虫対策

最初の方法は、唐辛子をネットに入れて吊り下げることです。

このシンプルな手法だけでカメムシを寄せ付けない効果が期待できます。

唐辛子の香りを効率的に放出するためには、輪切りにして使用することがおすすめです。

例えば、石鹸用のネットや果物用のネットに輪切りにした唐辛子を入れ、ベランダに吊るすと良いでしょう。

複数のネットを作り、異なる場所に分散して吊るすことで、カメムシの近寄りをより効果的に防げます。

唐辛子スプレーを使った散布方法

吊り下げる方法よりも強力なのが、唐辛子スプレーを使用することです。

唐辛子のエキスを抽出して作ったスプレーをベランダに散布することで、カメムシが寄り付かなくなります。

唐辛子スプレーを作るために必要な材料は以下の通りです:

・唐辛子(10~20本)
・アルコール度数25%以上のお酒
・水
・唐辛子を漬けるための瓶
・アルコール対応スプレーボトル

まず、10~20本の唐辛子とアルコール度数25%以上のお酒を瓶に入れ、約1ヶ月間漬け込みます。

この際、唐辛子を輪切りにするとエキスがより抽出しやすくなります。
1ヶ月後、唐辛子のエキスが抽出されたアルコール液を水で300倍に希釈し、スプレーボトルに移します。

使用する際は強い刺激を避けるために必ず希釈してください。

これで唐辛子スプレーが使用準備完了です。

ベランダや庭先に散布して使います。

ただし、唐辛子スプレーは刺激が非常に強いため、目に入らないよう注意し、肌や衣服に付かないようにも気をつけましょう。

作業をする際は、安全のために手袋を着用することが推奨されます。

その他のカメムシ対策

唐辛子だけでなく、他にもカメムシから洗濯物を守る効果的な方法がいくつかあります。

・ミントオイルを使用する
・アルミホイルを使う

これらの方法について、詳しく説明します。

ミントオイルの活用

カメムシ対策におすすめなのがミントオイルです。

ミントオイルは、ミントから抽出される精油で、カメムシはミントの香りを避ける傾向にあります。

ミントオイルを使った忌避スプレーの作り方は以下の通りです。

・ミントオイル
・無水エタノール(10ml)
・水(90ml)

無水エタノールと水にミントオイルを20~30滴加え、よく混ぜ合わせた後、スプレーボトルに入れます。

このスプレーをベランダの壁や物干し台、地面などに適量を散布してください。

ミントオイルスプレーは、唐辛子スプレーのように強い刺激が少ないため、使用がより安全である点が特徴です。

アルミホイルの反射を活用する

カメムシは、アルミホイルの反射する光を好まないとされています。

洗濯物の間にアルミホイルを吊るすことで、カメムシを防ぐ効果が期待できます。

アルミホイルを使ったカメムシ対策は非常に簡単です。

洗濯物の長さより少し長めにアルミホイルを切り、洗濯ばさみや透明テープでハンガーに吊るします。

アルミホイルが風で飛ばされないように、下部に割りばしを重りとして固定すると効果的です。

洗濯物の間に複数のアルミホイルを均等に配置すると、より効果を発揮します。

洗濯物に付いたカメムシの取り扱い

洗濯物にカメムシが付いている場合、ティッシュでつかむのは避けましょう。

カメムシは刺激に反応して悪臭を放つため、その方法では逆効果になります。

カメムシを手で扱うのが不快な場合でも、掃除機で吸い取ることはお勧めできません。

掃除機内でカメムシが驚いて悪臭を放つことがあり、その臭いが掃除機内に残る可能性があります。

洗濯物にカメムシが見つかったら、紙を使って穏やかに対処する方法を試してください。

カメムシの下に紙を滑らせてそっと紙上に移動させ、外に逃がすのが最善です。

カメムシを取り扱う際は、できるだけ刺激を与えないようにすることが重要です。

 洗濯物にカメムシの臭いがついた場合の除去方法

洗濯物にカメムシの臭いがついてしまっても、適切な対応をすることで臭いを取り除くことができます。

カメムシの臭いは油性が強く、水だけでは落ちにくい性質があります。

これは油汚れと同じ原理です。

そのため、食器用洗剤や中性洗剤の使用が効果的です。

特に臭いが強い部分に洗剤を直接塗り、手でしっかりともみ洗いをした後、普段どおり洗濯機で洗えば、臭いは消えるでしょう。

洗濯物にカメムシが集まる理由

カメムシが洗濯物に寄ってくる主な理由は二つあります。

・温かさを求める性質
・白色に引かれる性質

カメムシは温かい場所を好むため、日がよく当たるベランダや庭先で洗濯物を干すと、カメムシが好む環境になってしまいます。

さらに、白い洗濯物に特に引かれることがあります。

白いものが太陽の光を反射しやすく、その反射光でカメムシが体を温めようとします。

特に白いシャツやシーツなどは注意が必要です。

唐辛子でカメムシを退治!まとめ

カメムシが洗濯物に近づかないようにするための対策として、唐辛子、ミントオイル(ハッカ油)、アルミホイルが効果的です。

この記事で紹介した各方法を活用し、自分にとって実施しやすいものを選んで試してみてください。

もしカメムシが洗濯物に付着してしまった場合は、カメムシを刺激しないよう注意しながら取り除き、臭いが残ってしまった場合には食器用洗剤を使えば、簡単に臭いを落とすことができます。

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