田舎の方に電車で行くと、無人駅がたくさんあります。
人がいない駅で降りるときには、切符などはどうすればいいのか悩みますよね。
こちらの記事では、無人駅での乗り降りの際に、切符の対応についてご紹介しています。
けっこう色々なパターンがあるので、知らない場合はぜひチェックしてみてください。
旅行の際には役に立ちますよ！
無人駅で焦らないための切符対応法！
無人駅とは、駅員が配置されていない駅のことを指します。
通常、利用者数が少ない地域や、コスト削減のために駅員を配置しない選択がされることが多いです。
無人駅では、券売機、改札機、情報掲示板などが自動で運用されており、乗客が自助的に切符を購入したり、改札を通過したりします。
券売機で切符購入する場合
電車利用時には多くの乗客が券売機で切符を買います。
無人駅にも基本的に券売機が設置されていますが、券売機がない場所では、乗車時に乗車整理券などを電車内で受け取ることが一般的です。
切符を持たずに降りる場合、駅員に運賃を正直に伝えることで、通常は乗車駅からの料金で清算が可能です。
ただし、乗車時の整理券がなければ最初の駅からの料金を支払うことになりますので、注意が必要です。
券売機での支払い手段には制限があり、1万円札など大きいお札は使えないことが多いです。
お釣りが切れている可能性もあるので、なるべく小銭を用意するようにしましょう。
自動改札機がある場合
一部の無人駅には自動改札機が設置されている場合もあります。
切符またはICカードを使って通過します。
切符しか使えない場合もあったりします。
車内清算する場合
ワンマン運行の列車では、乗車時に乗車券や整理券を取ることがあります。
ワンマンの場合は、降車時に運転手の近くにある回収ボックスに直接支払いを行います。
両替などはボックス内でできる場合もあるし、運転手が対応してくれる時もあります。
回収ボックス
改札口近くに設置された回収ボックスに、切符や必要な金額を入れる方式もあります。
この場合、乗車駅で取得した乗車券を降車駅で投入することになります。
無人駅降車時の切符の対応について
無人駅で乗る時には、上記のような切符購入方法がありました。
次に、降車時の切符の処理方法についてご紹介します。
主に次のような方法があります。
・乗ってきた電車の車掌に手渡す
・ワンマン運行車内での清算
・改札口の切符回収ボックス
これらの手順について、以下で詳しく解説します。
乗ってきた電車の車掌に手渡す場合
乗ってきた電車に車掌がいる場合は、降りる際に車掌に手渡します。
電車の出入り口を降りたところで待っててくれるので、切符を回収してもらいましょう。
うちの方の実家の無人駅はこの方式が多いです。
ワンマン運行車内での清算
運転席の後ろやその他の場所に設置されている回収ボックスに、現金、切符、整理券を入れることで支払いが完了します。
どこに回収ボックスがあるのかわからない場合は、運転手に尋ねると良いでしょう。
改札口の切符回収ボックス
多くの無人駅には、改札口かホームに回収ボックスが設置されています。
降車時にその回収ボックスに切符を投入することで、乗車が終了します。
アナウンスに注意を払う
降車時の切符の取り扱いについては、電車が目的の駅に近づくとアナウンスがあります。
次の「駅名」や「料金の支払い方法」、「降車口」について説明してくれますので、良く聞くようにしてください。
アナウンスが聞き取れなかった場合は、運転手や車掌のいる先頭車両の近くで待機すると安心です。
無人駅で注意すること
無人駅では、次のようなことに注意しましょう。
電車の扉の開閉操作
一部の電車では、扉が自動で開かないため、手動で操作する必要があります。
電車が駅に到着すると扉のロックが解除されるため、「開」ボタンを押して扉を開けることができます。
また、扉が自動で閉まらないことがあるため、後に続く乗客がいない場合は、降りた後に扉を閉めるボタンを押す必要があります。
ICカードのチャージ不足
無人駅ではICカードをチャージすることができないため、カードが更新されずに乗車状態のままになることがあります。
次回使用時にトラブルが生じる可能性があるため、有人駅の「みどりの窓口」で乗車解除処理を行う必要があります。
電車遅延時の証明書発行はできない
電車が遅延した際に遅延証明書が必要になる場合、無人駅では発行できません。
その際は、最寄りの有人駅へ行って事情を説明すれば、証明書を発行してもらうことが可能です。
乗り越し精算の方法
無人駅では自動精算機が設置されていないことが多いですが、運転士に直接精算を申し出ることで支払いが可能です。
車内に精算用の回収ボックスがある場合は、そこに過不足金を投入することができます。
切符の持ち帰りガイド
無人駅で、記念に切符を持ち帰りたいと思うことがあるかもしれません。
改札設備がある無人駅では、切符を持ち帰ることは一般的には難しいです。
通常は切符は回収することがルールですが、監視がない無人駅では持ち帰りが問題ないと判断される場合もあります。
この問題についてさらに詳しく説明します。
無人駅で切符を持ち帰りたい
無人駅では標準的に改札口に切符回収ボックスが設置されていますが、切符を記念品として持ち帰りたい場合は、改札近くのインターホンを利用してセンターに連絡し、相談することが可能です。
「切符を記念に持ち帰りたいのですが？」と問い合わせると、鉄道会社によっては正式な許可を受けられることもあります。
この場合、自動改札機がある場所でも特別に通過させてもらえることがあります。
また、乗車してきた電車の車掌に手渡して降車の場合も、車掌にその場で相談できるかと思います。
有人駅で切符を持ち帰りたい
有人駅で降りる時は、駅員に切符の持ち帰りを希望することが可能です。
時には駅員が切符に穴を開けて返してくれることもありますが、駅の規則で切符が回収される場合は、その指示に従う必要があります。
持ち帰りが認められない場合は、切符を駅員に渡すことになります。
無人駅で焦らないための切符対応法！まとめ
無人駅では、切符の購入や回収の対応がさまざまです。
駅員が不在の場合、どのように切符を扱うかについての疑問や不安が生じることがあります。
無人駅での切符処理は主に、ワンマン運行車内での清算や改札口の切符回収ボックスを使用する方法があります。
この手順について詳細を解説し、無人駅での降車時には必ず切符を回収する必要があること、また有人駅では直接駅員に持ち帰りを希望することができることなどを説明します。
