春が来ると、南方からツバメが日本に帰ってきて巣作りを始めます。
ツバメは人々が頻繁に行き来する快適な場所を選んで巣を作るため、家や商店にとっては良い兆しとされています。
また、ツバメの巣は健康、子宝、豊かな収穫、商売繁盛など、さまざまな幸運の象徴と考えられています。
実際に、ツバメが家に巣を作ると、金運がアップするとも言われます。
そこから、家にツバメの巣を見つけたら宝くじを購入すると良いと言われるようになりました。
この記事ではツバメの巣と宝くじ、そしてこれらに関連する縁起の良い物や伝説についてご紹介します。
ツバメの巣が家にできたら宝くじを買うべき？
ツバメは商売繁盛の象徴とされ、幸運を招く鳥として知られています。
その証拠に「ツバメの巣ができた近くの宝くじ売り場で大当たりが出た」という話が伝えられています。
ツバメの巣と宝くじ大当たりの不思議なつながり
この話は山口県にあるある宝くじ販売所で起こりました。
2007年春、2羽のツバメがその店の軒下に巣を作り始めました。
ツバメは幸運の象徴とされ、店舗は巣が軒下を汚すことを気にせず、ツバメの巣を大切に保護し続けました。
その結果、同年にその販売所でドリームジャンボ宝くじの2等、1億円の当選者が出たのです。
以来、毎年その場所にツバメが巣を作るようになり、店はそれを丁寧に扱い続けています。
ある年には、販売所のツバメの巣から幼鳥が落ちてしまう事故がありました。
その時、店員が親鳥の代わりになって、注意深く幼鳥を巣に戻しました。
その後、その幼鳥は無事に成長しました。
その数日後、その販売所でロト6の1等、1億2000万円が当たりました。
もちろん、ツバメの巣があるからと言って宝くじが必ず当たるわけではありませんが、何もない場所で購入するよりは運気を上げるきっかけになると言えるでしょう。
こちらのポストを見てもわかる通り、宝くじ売り場のツバメの巣は縁起が良いとされてますよね。
縁起が良さそうな宝くじ売り場🎯🎯🎯
ヒナ可愛い〜🥰
ツバメって近年減ってきてるみたいで調査や保護してる団体もあるみたいね
わが家には来てくれない🥲— もこ🐢🦁I’m J from J (@moko_junon) June 30, 2022
自宅にツバメの巣が出来た時も宝くじの買い時？
また、ツバメの巣のある宝くじ売り場が縁起が良いように、自宅の玄関や敷地内にできたツバメの巣も同様です。
なので、自宅にできたツバメの巣をきっかけに、宝くじを買おうと思う人はけっこういますね。
うちに何度目かわからないツバメの巣ができました。いい事ありそうだから宝くじ買ってきます！
— アボカド (@avovoumai) May 28, 2011
今日もツバメの巣を見つけてしまった。この前とは別の所に。
こりゃぁラッキーな事起こりそうだな～宝くじでも買っちゃおうかな(～*´з`)～— M22murasaki 👿Mムラサキ (@M22_murasaki) July 13, 2018
ツバメの巣が宝くじ購入時に幸運をもたらすのか？
ツバメの巣が宝くじ購入時の幸運に影響を及ぼすかどうかは定かではありませんが、伝統的に商売繁盛の象徴とされ、縁起が良いと考えられています。
本文ではツバメとその巣の起源や意義について詳しく解説します。
ツバメの生態と文化的な価値
ツバメは春から夏にかけて渡来する鳥で、北半球の広い範囲で見られます。
・都市部
・耕作地
・川辺
など、人の住む建物や店舗の軒下に巣を作り、育児を行います。
ツバメが巣を作る場所は風水的にも良いとされ、鬼門には巣を作らないとされています。
飛行中に虫を捕食するツバメは飛ぶことに長けており、歩くのは苦手です。
地面に降りるのは主に巣材を集める時だけです。
肉食性のツバメは、一日に何百もの昆虫を捕食し、育児中には幼鳥にも多くの昆虫を与えます。
そのため、昔から家の周辺や農地の害虫を減らすために役立つ益鳥として重宝されてきました。
家の入口に繁栄をもたらすツバメの巣
ツバメが家の入口に巣を作ると、その家には繁栄が訪れると言われています。
ツバメは、快適な場所や人通りの多い場所に巣を作ることが多いです。
これらの場所は天敵から保護されやすいという利点があります。
来客の多い家や商店は活気と繁栄の象徴であり、ツバメはそうした場所に巣を作ることが一般的です。
ツバメの巣が示す豊作の兆し
ツバメが巣を作ると、その年は豊かな収穫が期待できるという言い伝えがあります。
これは、ツバメが農作物に害を及ぼす害虫を食べるためです。
巣を作ったツバメは、幼鳥のために積極的に虫を集めます。
これにより、農作物への害虫の影響が減少し、より多くの収穫が見込まれます。
ツバメの到着時期は田植えと重なり、稲が成長し害虫が増える時期には、ツバメがこれらを除去してくれます。
稲作シーズンが終わる頃、ツバメは南へ渡ります。
日本の農家はツバメを害虫を減らし、豊作をもたらす貴重な「益鳥」として大切にしています。
したがって、ツバメが巣を作る家は害虫の被害が少なく、豊かな収穫が期待されることになります。
ツバメの巣と金運向上の伝承
ツバメが巣を作る場所には「金運が上がる」と言われることがよくあります。
農家では、ツバメが食べる多数の害虫のおかげで作物が健康に育ち、収穫量が増加します。
その結果、作物の売り上げが上がり、収入が増え、金運が向上するとされています。
店舗にツバメが巣を作った場合、それは多くの客が訪れる人気の店である証拠とされます。
そのため、商売が繁盛し、売り上げが増え、金運が良くなると言われています。
ツバメの巣と子宝に関する吉兆
家にツバメの巣があると「子宝に恵まれる」という言い伝えがあります。
ツバメは活気のある快適な家を選んで巣を作るとされ、これが家族が増える良い兆しとされています。
また、ツバメは一度に5～6個の卵を産むことが多く、育つ幼鳥の姿が「多くの子どもに恵まれる」という希望と結びつけられています。
ツバメの巣の破壊が不運を招くとされる理由
日本では、ツバメの巣は伝統的に破壊を避けるべき対象とされています。
これはツバメの巣が、幸福のシンボルおよび繁栄の象徴として尊重されているからです。
では、ツバメの巣が落下したり、取り除く必要が出た場合はどうすればよいのでしょうか？
ツバメの巣は通常、家の玄関や出入り口など人々が頻繁に通る場所に作られることが多いです。
これにより、フンの清掃や衛生的な問題が発生することがあります。
巣を破壊することは縁起が悪いとされる迷信がありますが、必要があれば撤去することは可能です。
特にツバメが南に渡った後の空の巣であれば、問題なく撤去できます。
そして、巣の撤去は、卵を産む前や巣が完成する前に行うのが適切です。
産卵後に巣を取り除くことは、ツバメにとっては残酷な行為であり、法的にも許されていません。
産卵後の巣の破壊は「鳥獣保護法」に違反する可能性があるからです。
卵や幼鳥がいる巣を壊すことは法的に禁止されているため、撤去する際は十分な注意が必要です。
ツバメの巣が運気をもたらすか？
ツバメは活発に食事をし、結果としてフンを多く落とします。
そのため、ツバメの巣の下はフンで汚れやすくなります。
フンの清掃は手間がかかり、衛生上の問題も懸念されます。
しかし、フンを定期的に掃除することが運気を引き寄せると信じる人もいます。
また、ツバメの巣がある場所では金運が向上するという言い伝えがあります。
巣の周囲を清潔に保つことで、運気が向上し、宝くじの当選確率も上がるかもしれません。
ツバメの巣が家にできたら宝くじを買うべき？まとめ
本記事で触れた主なポイントをまとめます。
ツバメの巣が家や商店に現れると、それは吉兆とされています。
ツバメの巣に関連する良い言い伝えには、繁栄、豊かな収穫、金運の向上、家族の増加などがあります。
日本の文化では、ツバメは益鳥として大切にされています。
ツバメの巣がある場所は、しばしば大当たりを引き寄せる宝くじ売り場であるとされます。
巣の存在自体が幸運や祝福の象徴と見なされており、家の入り口に巣がある場合は金運が向上している兆しと考えられます。
これは宝くじを試す絶好の機会となり得るでしょう。
