家族に花粉に敏感な人がいると洗濯物の悩みがつきものです。
室内干しが理想だけれど生乾きが気になるし、やっぱり外干しでカラッと乾かしたい。
花粉の季節に洗濯物を外干しにする場合、花粉を室内に入れない工夫が必要になって来ます。
外干しにするときはどんなことに気を付ければいいの?
最適な時間帯や花粉をガードするためのグッズなどもご紹介します。
花粉の時期に洗濯物を外に干したいときに気を付けること
花粉が飛ぶ季節になると洗濯物は室内干しや乾燥機で乾かすのが理想ではあります。
でも室内干しとなるとやれ除湿機だ室内物干しだとか大げさになりがちです。
また、乾燥機は浴室乾燥機でもドラム式などの洗濯乾燥機でも電気代がバカになりません。
やっぱり外で干してカラッとさせたい!と考える人は多いです。
うちも旦那と息子が花粉症ですけど、軽めな症状なので基本的に洗濯物は外干しです。
ただし、いくつか工夫したり気を付けてる点がありますので、そのあたりをご紹介しますね。
衣服の素材を花粉の付きにくいものにする
花粉の飛び始める3月はまだまだ寒い時期ですが、アクリルやフリースなど静電気の起きやすい素材は止めて、ポリエステルやコットンなど見た目がツルツルした素材に切り替えます。
そちらの方が花粉が付きにくいです。
洗濯のさいに柔軟剤を使用する
最近は洗濯の際に何らかの柔軟剤を使う方が多いと思います。
柔軟剤には、静電気を防止する働きがありますので、乾かす過程において花粉をつきにくくする効果が得られます。
もし柔軟剤を使ってない方がいたらぜひ使ってくださいね。
洗濯物を取り込むときにマスクとゴーグル、帽子を装着する
これは自分も花粉症だったら必須ですけど、まだ花粉症になってない場合でもマスクと帽子くらいしておいた方がいいです。
洗濯物を干したり取り込んだりするときに花粉がくっつきますからね。
ベランダから室内に入るさいに自分の服など周りもコロコロなどで、花粉除去することをおすすめします。
洗濯物を取り込む際にはサッシなどは締めておく
洗濯物を取り込む前は、絶対にサッシは閉めること。
洗濯物を取り込む際に、外やベランダであらかじめ花粉を落とすためです。
外で花粉を落としても、風で室内に入ってきたらどうにもなりません。
洗濯物を取り込む際には花粉を払って取り込む
洗濯物を取り外したあとに、パタパタと振って花粉を落としてください。
できれば一枚一枚、ハンガーやピンチから外すときに振り払うこと。
埃がついてるのを払う感じで振り払います。
当然すべて落ちることはないですが、かなりマシになります。
掃除機を使って花粉を吸い取る
念入りにやる場合には、掃除機のコードを伸ばしてベランダに持ち込みます。
衣類やタオルなどの表面に付いた花粉を、掃除機で吸い取ります。
洗濯物を取り込み後10分ほど乾燥機にかけてさらに花粉を払う
花粉症が重い家族の衣服は、取り込んだ後でさらに10分ほど乾燥機にかける。
10分くらいなら電気代も大したことはないでしょう。
衣類も傷む心配もないですしね。
洗濯物をたたむ時に空気清浄機をかけながら作業
洗濯物から花粉を振り払ったからといってすべて取れてるわけではありません。
室内に取り込んでたたむ時に、空気清浄機があるなら最強モードでかけながら作業しましょう。
たたむ時に、多少なりとも室内に花粉が舞ってしまいます。
洗濯物を畳み終わってからのタイミングで床を雑巾がけ
もしも掃除する予定があった場合は洗濯物をたたみ終わったタイミングで、掃除機をかけたり床の雑巾がけなどする。
室内に飛んだ花粉を掃除によってある程度キレイにできますよ。
花粉の時期 洗濯するのに良い時間帯とは?
花粉を室内に持ち込まないための洗濯の仕方は以上ですけど、できれば花粉の少ない状態の時に外干しするのがいちばんです。
一日のうちで花粉の飛んでる量が少ないのはいつでしょうか。
花粉は夜から朝にかけては飛ぶ量が減ります。
やはり日が上がって暖かくなると花粉も活発に活動するんですね。
花粉が多く飛ぶ時間帯は午前中11時~夜8時くらいの間です。
早朝が得意だったら朝の出来るだけ早い時間、6時とかに洗濯を始めて干し終わり、11時前には取り込むようにしたいです。
そんな朝の作業は無理!
という働いてる主婦の場合だったら、夜帰宅後の洗濯にして、翌日仕事前に取り込むことにしてもいいかもですね。
うちも働いてるので夜の洗濯が多かったですけど、3~4月は乾燥してるので朝にはカラッと乾いてることもありました。
あるいは室内干しのハンガーだけ用意しといて、花粉を振り払ったあと室内ハンガーにかけて残りのたたみ作業は帰宅後でもいいかもです。
花粉から洗濯物をカバーする方法とは?
あと洗濯物を干すときに花粉からガードするようなグッズがあるのご存じですか。
簡単にいうと洗濯物を干してる周辺をカバーするというか、花粉が飛んできてもそのカバーにガードされて付着を防ぐわけです。
花粉だけからガードするというよりは、雨から守る用途も兼ねてます。
たとえば竿に通して洗濯物をカバーするタイプ、メッシュになってるので風通し良さそうですね。
小物干しのみをガードするタイプなども探せばありますよ。
こちらは簡単に雨風用として前面だけ防いでますが、花粉も直撃はしないので多少は防げそうですよね。
花粉の時期でも洗濯物を外に干したい まとめ
花粉の季節は洗濯物の外干しも大変です。
余りに花粉が苦手な場合は室内干しのみに切り替えた方がいいですが、症状が軽い場合は外干しを取り入れるのもアリですよ。
上手く室内と外干しを両方利用できるように工夫してみてくださいね。
お役に立てたら嬉しいです♪