花粉の季節や梅雨時になると洗濯物は室内干しがおすすめですよね。
家族に誰か1人でも花粉症の人がいる場合、できれば全員の洗濯物を部屋干しにするのが理想です。
また、都会に住んでる場合でも粉塵がひどかったりするので、部屋の中に干したい方は多いと思います。
室内に干すっていってもどこにどうやって干すのがおすすめなのか悩んじゃいますよね。
こちらの記事では、部屋干しで早く乾かすためのコツや干し方をご紹介します。
洗濯物を部屋干ししたい! どこに干せばいいの?
実際に室内に洗濯物を干そうと思っても、部屋にサンルームや洗濯部屋があれば話は早いですが、余分な部屋なんてない方がほとんどではないでしょうか?
特に子供や家族が多いと洗濯物の量も半端ではありません。
室内干しする場所のおすすめについて順番にお話ししていきますね。
浴室に干す
浴室に、洗濯物用のポールがあればそれに掛けて干します。
足元に物干しスタンドを置いてタオルなどを干すこともできますよね。
浴室に干す場合は、浴室乾燥機があれば使うこともできます。
ただし、乾燥機が付いてない場合や電気代がかかるから使いたくなかったりしますよね。
我が家にも換気乾燥機が付いているのですが、電気代がかかるのでほとんど使ったことありません笑
そんな場合には、浴室内に除湿機を持ち込んで除湿しながら乾かすのがおすすめです。
うちも外に干せない時はこのやり方です。
その際は浴室の換気扇もつけた方が乾きも早かったです。
浴室のメリットは結露を気にしなくていいことですよね。
普通の部屋だと湿度が高くなると結露が心配です。
でも浴室なら水に濡れてもOKな場所なので気軽に利用できますよね。
ただし、カビは要注意なので、洗濯物が乾いたあとは浴室の中も充分に乾燥させることが大事です。
浴室に洗濯用のポールがなければ突っ張りタイプのポールもあります。
洗面所に干す
浴室に干すのがいちばん手っ取り早いのですけど、お風呂に入る場合は洗濯物を外に出さないといけません。
そんな時は洗面所というか脱衣所にスペースがあれば、洗面脱衣所に洗濯用のポールや物干しスタンドを置く事も可能です。
そして浴室と同じように、除湿機を持ち込んで回すという選択もできますよね。
うちは洗面所が狭くて床に物干しスタンドはおけません。
なので、上記の画像のように洗濯機の上に突っ張りポールを付けてハンガーが掛けられるようにしてます。
浴室で乾いてないものを洗面所に移動させて一時的に乾かしたりします。
また洗濯物が多い場合は両方利用したりもしますね。
洗面所に洗濯物を気軽に掛けることのできる突っ張りポールを付けておくと便利ですよ。
室内に干す
室内に大がかりな洗濯用の物干しスタンドを立てて干します。
この場合も、単に物干しスタンドを置いて干すだけだと乾きにくいですよね。
なので、エアコンをドライモードや除湿モードにしたり除湿機を付けたり、扇風機を当てたりして工夫します。
窓際に干す
洗濯物が少ない場合や日当たりのいいとこで仕上げ干ししたい場合など、カーテンレールに掛けて干したりもしてました。
ただ、大量の濡れた洗濯物をカーテンレールに掛け過ぎるのは禁物です。
カーテンレールが曲がったり、レールのビスが外れる原因になるんですよね。
賃貸などではカーテンレールに洗濯物を掛けることを禁止してる場合もあるので気を付けてください。
下着や靴下のピンチハンガーなど軽いものがおすすめですね。
普通の洗濯物を窓際に干したい場合は上下の窓枠などで突っ張るタイプの物干しを付けるのがおすすめです。
部屋干しで洗濯物を早く乾かすためには?
梅雨時の部屋干しは窓を開けて換気するのも難しいです。
外の湿気が中に入ってきて乾くものも乾かなくなります。
花粉を避けたい場合も同様ですよね。
空気の入れ替えがあまり期待できない場合、部屋の中で除湿機を使って除湿したり
扇風機などによって空気を物理的に動かしたりする必要が出てきます。
除湿機を使う
花粉症のために部屋干しが必須の場合はやはり除湿機の購入はいちばんに考えた方がいいでしょう。
浴室や洗面所で乾かす場合は、換気扇を回しながら除湿すると結構半日くらいでカラッと乾きます。
洗濯物の量にもよりますけどね。
最近の除湿機にはランドリーモードなどがあり、風を送りながら除湿もしてくれたりします。
扇風機やサーキュレーターを使う
室内で干す場合も除湿機を使った方がもちろんいいのですが、扇風機やサーキュレーターで風を起こすことも効果的です。
外干しがなぜ乾きやすいのかというと、洗濯物と洗濯物との間の湿気のある空気が外の風によって動くためです。
室内で風がない状態だと洗濯物の間の湿った空気は移動できません。
扇風機の風によって空気を入れ替えてあげると乾いた風が洗濯物の間に入って早く乾きやすくなるのです。
空気の移動が目的なので扇風機の風は強風である必要はありません。
弱とか普通モードの風量で充分です。
でも普通の扇風機ってじゃまですよね。
送風だけが目的ならおしゃれなサーキュレーターもおすすめです。
室内干しだけでなくエアコンの空気循環の手助けになって冷暖房の効率アップにも役立ちます。
エアコンを使う
エアコンにも除湿モードやドライモード、洗濯モードがある場合があります。
その場合は利用すればより速く乾燥することだできますよ。
また3~4月の寒い時期だったら暖房することによって、部屋の気温が上がり湿度は下がって洗濯物が乾きやすくなります。
エアコンのなるべく近くに洗濯物を干すようにしましょう。
洗濯乾燥機を使う
これはホントに最終手段ですよね。
なにしろ電気代が高いのがいちばんのネックです。
ただし、普通に干す前に10分ほどシワ取り乾燥をかけるのはアリかなと思います。
うちではけっこう愛用してますよ。
洗濯物の水分が少し蒸発してホカホカ状態になってて、普通に洗濯しただけよりも乾くのが早くなります。
乾燥機で完全に乾かすよりも衣類の傷みが少ないですし、電気代もそれほどかかりません。
洗濯物の部屋干しでおすすめな干し方とは?
室内に洗濯物を干す場合は、干し方にもいくつかコツがあります。
・洗濯したらすぐに干すこと。
長々と置いておくと雑菌の繁殖や臭いの原因になります。
・洗濯物と洗濯物との間の間隔をなるべく開けること。
空気の通りが良くなるように、できれば10㎝は離しましょう。
・丈の長いものが重ならないようにする。
長いものの隣には短いものを干したり、ずらして干したりすれば湿った部分が重なり過ぎずに乾燥の助けになります。
・ハンガーを厚みのあるものに変える。
針金ハンガーを使ってる家庭が多いかと思いますが、できるだけ厚みのあるものに変えると布と布の間に空気が入りやすくなります。
特にTシャツとか生乾きになると臭くなりやすいものにおすすめ。
ニット系のものだと型崩れもしにくくなります。
また、特に乾きにくい洗濯物は次のように干しましょう。
バスタオルの干し方について
バスタオルって厚手だったり大きかったりして乾きにくいですよね。
干し方としてはピンチハンガーに横長にグルッと丸く留めて干すこと。
縦に干すよりも早く乾きます。
隙間にくつ下などを干さずに単独で干しましょう。
また竿やポールに二つ折りして干す場合、丈をずらして干すこと。
重なってる部分が少ない方が湿気がこもらずに早く乾きます。
また余りにバスタオルが厚手で乾きにくい場合は、花粉症の時期だけ薄手のワッフルタオルに変えるとか、乾燥機がある場合はタオル類だけは乾燥機にかけるのをおすすめします。
タオル類は乾きにくいので生乾きの臭いも出やすいので要注意です。
うちでは1年ちゅう薄手のタオルを使っています。
収納でも嵩張らないのでとても便利ですよ。
パーカーや長袖の干し方について
パーカーはフードのところが重なったままだとなかなか乾きません。
また長袖のトレーナーなどもそのままだと袖と身頃が重なったままです。
ピンチハンガーなどを利用して逆さまに干すと、長袖の部分やフードが重ならないので乾きやすくなります。
また、フードの部分だけピンチで留めるのも乾きやすくなりますよ。
ジーンズやコットンパンツなど
ジーンズなど厚手のボトム類も乾きにくいですよね。
裏返しにしてポケットを外側にしたり、ピンチハンガーに筒状に丸く留めて干すのもおすすめです。
とにかく隙間に風が通りやすくなるように立体的に干すことです。
花粉の時期の洗濯は部屋干しに限る まとめ
部屋干しは普段からしてる人も多いでしょうけど、梅雨時とか花粉症の対策としての部屋干しは窓が開けられません。
空気の入れ替えをせずにどうやって部屋で洗濯物を効果的に乾かすのか。
干す場所や干し方を工夫して頑張ってみてくださいね。
お役に立てたら嬉しいです。